子どもが小学校に入学する頃に気になってくるのが、子どもの学力です。
わが家も子どもが年少になった頃から、子どもの学力がだんだんと気になってきました。
そうなると検討するのが、学習塾ではないでしょうか?
わが家では年中から学研教室に通わせています。
しかし学研教室を検索すると、【意味ない】【最悪】という意見を見ることがあるんです。
これから学研教室に通わせたいと思っている方にとっては、不安な意見ですよね。
そこでこの記事では、実際に年中の子どもを学研教室へ通わせている私が、学研は意味ないし最悪?向いている子はどんな子?年中から始めて感じた効果と口コミについてまとめています。
学研教室を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください♪
学研教室が意味ない・最悪と言われる理由は学研の教育方針と親のズレが原因
結論から言えば、学研はどんどん先に進ませたい親にとっては物足りないと感じてしまうようです。
長女に学研教室を通わせようと思った時に、学研教室の口コミをたくさん調べました。
するとやはり【意味ない】という意見がちらほら出てくるんです。
本当に意味がないのかな?
と思い調べてみたところ、どうやら学研教室が【意味ない】と言われてしまう理由は、教室の特徴と親が求める子どもの姿に違いがあるためということが分かりました。
つまり、親がこうなってほしい子どもの姿と、学研教室が行っている教育方法が相反するからなんです。
そのため学研教室では物足りない→学研教室は意味ないと言われてしまうのです。
学研教室が意味ない・最悪と言われる理由3選
それでは学研教室が意味ない・最悪と言われてしまう具体的な理由は何なのでしょうか。
実際に学研に3年以上通わせて感じた、意味ないと言われてしまう理由3つを紹介します。
- 先取学習をしない
- 宿題が少ない
- 先生によって教室の質が左右される
理由①先取学習をしない
子どもの学習に対して、どんどん先取学習をしてほしいという親御さんも多いと思います。
しかし学研教室では、先取学習を率先して行っていません。
基本的に学校の教科書通りに進んでいきます。
希望すれば先取学習をすることもできますが、それもきちんと教科書通りの学習が理解できていることが前提です。
分からないところや、つまずいているところを丁寧に学習して、現在の学年に合った学習をすることがメインとなります。
そのため、どんどん先の学年の勉強をしてほしいという方にとっては、物足りなく感じてしまうことがあります。
理由②宿題が少ない
学研の宿題は基本的に1日1枚です。
週に1回通っていたわが家の長女(年中)の場合は、毎回7~8枚の宿題を持って帰っていました。
よく比較される公文では、宿題の枚数が1日5枚ほどあるので量が全く違います。
そのため、宿題が少ないのでは?と思う方もいるかもしれません。
しかし、宿題の量は先生に希望を出せば増やす事も可能です。
理由③先生によって教室の質が左右される
学研教室は様々な場所で開かれていますが、その教育の内容や質は、先生に左右されることが多いようです。
実際私が通わせている教室に来ている方の中には、自分の地区にも学研教室があるにも関わらず、この教室の先生に教えてもらいたいから、とわざわざ車で通っている方もいます。
学研教室が意味ないと言っている方の中には、先生と合わなかった方もいるようです。
学研教室を検討されている方は、一度体験教室に行って教室や先生の雰囲気を確認してから入会を決めることをおすすめします。
学研教室に向いている子はどんな子?
それでは学研教室に向いている子はどんな子なのでしょうか?
学研教室の特徴や、実際に通ってみて感じた学研教室に向いている子についてまとめました。
- 勉強の習慣を身につけたい子
- 学校の勉強でつまずいてしまっている子
- 教室で他の生徒がいてガヤガヤしていても集中できる子
それぞれ詳しく説明していきます。
①勉強の習慣を身につけたい子
わが家が学研教室を始めた理由の一つです。
文字や知育の本を買って、家庭学習を試したことがあるんですが、どうしても親と一緒だと甘えてしまってなかなか集中することができませんでした。
そういったお子さんは多いのではないでしょうか?
きちんと勉強する習慣を身に着けて欲しいと思い、学研教室へ通わせてみたところ、環境が変わったからなのか30~40分しっかり集中してワークに取り組むことができるようになったんです!
小学校へ入学する前に、勉強の習慣を身につけたいという方におすすめです。
②学校の勉強でつまずいてしまっている子
先ほども説明したように、学研は教科書通りに進んでいきます。
そのため現時点で学校の勉強につまずいてしまっている子は、学研教室へ通うことでつまづいている部分をしっかり理解して取り戻すことができます。
本人の理解度に合わせて進めてくれるので、焦る心配もありません。
わが家の長女はまだしっかりとひらがなが読めるわけではありませんが、長女のレベルにあったプリントで対応してくれています。
③教室で他の生徒がいてガヤガヤしていても集中できる子
学研教室はマンツーマンではありません。
分からないところがあれば自ら先生のところへ行って聞きにいくスタイルです。
そのため多少教室がガヤガヤしています。
お友達がいるとおしゃべりしてしまう子ども達もいるでしょう。
そういったガヤガヤした環境であっても集中できる子が向いています。
逆に静かな場所で集中して黙々と勉強したい子にとっては、気が散る原因になるかもしれません。
学研教室を年中から始めて感じた効果と口コミ
わが家の長女は5歳(年中)から学研教室をはじめて、もうすぐ3年ほどたちます。
実際に通わせてみて感じた効果と口コミをご紹介します。
家庭での勉強習慣が身についた
学研教室へ通うまでは、家でひらがななどの教材をやろうとしても10分ほどですぐ飽きていました。
しかし学研教室へ通い始めると、「学研の宿題やりたい!」と自ら言って、勉強するようになったんです。
とてもびっくりしました!
教室へ行くのも楽しいようで、学研教室がある日は朝から嬉しそうにしています。
教室へ行って、きちんとイスに座って勉強するというスタイルが出来上がったのでとても嬉しく思いました。
文字が読めなくても先生がマンツーマンで教えてくれる※教室によって差があります
長女はまだひらがなを完璧に読むことができない時期から学研に通っていました。
そのためプリントの問題分が読めないことが多かったんです。
学研教室はマンツーマンではないと知っていたので、大丈夫かなぁと不安な気持ちで体験教室へ行きました。
すると先生から、「小学生の子たちが来る前に教室に来ればマンツーマンでできますよ」と言って頂けたんです。
そのため長女はまだ小学校が終わっていない15時頃に教室へいって指導を受けていました。
学研教室に興味はあるけど、ひらがなが読めないからやめておこうかな・・と思っている方は、一度教室へ相談されてみるのをおすすめします♪
ひらがなに興味を持つようになった
早くからひらがなを読めるようになる子って、最初から文字に興味がある場合が多いですよね。
しかし長女は全くひらがなに興味がない子でした(笑)
読めるのは自分の名前くらいで、読めないことを全く気にしていません。
しかし教室に通いだしてから、「これはなんて読むの?」「あってどうやって書くの?」と質問してくることがかなり増えました。
そしてワークの問題も、自分で読もうとする姿勢がみられるようになったんです!
凄い成長です。
子どもがひらがなに興味がない・・・とお悩みの方は、一度試してみるといいかもしれません。
教室が楽しいと感じる子であれば、自分で問題分を読みたくなり、ひらがなに興味をもってくれる可能性もあります!
文字に対する興味が出たことが一番の効果かなと思います。
親から離れて勉強する練習になる
長女は0歳から保育園に通っているにも関わらず、いまだに朝泣いてしまうことがあります。
1年以上通っている別の習い事でも、離れるのを嫌がって泣いてしまうことがあるんです。
このままで小学校なんて行けるんだろうか・・・
家とは違う環境で勉強をすることに少しでも慣れて欲しい、という思いが、学研教室に入れようと思ったきっかけです。
実際、体験教室にはじめて行った時は私から離れるのを嫌がりました。
しかし3回目の体験教室では、自ら走って先生のところへ行くようになり驚きました!
ピアノやスイミングなど、歌を歌ったり体を動かす習い事ではなく、勉強をする教室にも関わらず親から離れて一人で教室へ行けるようになった姿には、かなり成長を感じました。
公文と比較して学研教室を選んだ理由
学研教室とよく比較されるのが公文ですよね。
わが家の近くには、学研教室も公文の教室も両方ありました。
そこで、なぜ公文ではなく学研教室を選んだのかをまとめました。
- 学研教室は公文に比べると月謝が安い
- 先取学習にこだわっていなかった
- 子どもが先生を好きになった
学研教室は公文に比べると月謝が安い
わが家の一番の決め手はこれです。
学研教室の他にも、既に水泳やピアノの習い事をしていたので、習い事にかけられる予算が少なかったんです。
そこで学研教室とよく比較される公文の月謝を調べてみたところ、圧倒的に学研の方が月謝が安いんです!
こちらが国語と算数の月謝を比べた表です。
月謝 | 1科目(国語or算数) | 2科目(国語算数どちらも) |
---|---|---|
学研 | – | 6,600円(週1回)※未就学児のみ 8,800円(週2回) |
公文 | 7,150円(週2回) | 14,300円(週2回) |
学研は2科目まとめての受講しかできませんが、公文の1科目の価格と、学研教室の2科目の価格にあまり差がないんです。
どうせやるなら国語も算数も両方やってほしいと思い、月謝の安い学研教室に決めました。
先取学習にこだわっていなかった
とりあえず小学校や塾の練習になればいいかなという思いで始めたので、そもそも先取学習をしてほしいという思いがなかったんです。
インスタなどでよく流れている、3歳くらいの子が3桁の足し算や引き算をする姿は本当に凄い!と思います。
でもわが子にやらせたいか、果たしてわが子にそんな集中力があるのか・・と考えると「無いな」と思ったんですよね(笑)
勉強に興味を持ってほしい、ひらがなに興味を持ってほしいという気持ちがメインだったので、基礎をしっかりと学ぶことのできる学研教室を選びました。
子どもが先生を好きになった
やはり最後に決めるのは子どもですよね。
どんなに親がさせたい教室があっても、子どもが嫌がってしまえば続けることができません。
前にも書いた通り、やはり先生との相性があります。
わが家はたまたまぴったりだったのだと思います。
先生のこともありますが、公文と学研は教室の特徴なども全く違うので、どちらの教室も近くにある方はどちらも体験教室に通ってから子どもにあった教室を選ぶのがおすすめです。
まとめ:学研は意味ないし最悪?向いている子はどんな子?年中から始めた効果と口コミ
子どもが大きくなってくると、本人より親の方が勉強に対して焦ってしまいますよね。
わが家も周りの子に比べてひらがなに全く興味がないことが気になりました。
とりあえず体験に行ってみようと思い行ってみると、本人がかなり楽しかったようで「通いたい!」というので入会を決めました。
しかし教室の特徴としては、先取学習をして今の学年より先の勉強をしていく!というものではありません。
あくまでも教科書通りの学習です。
親や子ども自身がどういった学習の仕方を進めていきたいのかを考えて教室を選ぶことをおすすめします。
そして教室の特徴だけでなく、先生との相性もありますので、入会を悩まれている方は一度体験教室などへ参加して、教室の雰囲気を確かめてみてください♪